小林酒造内に位置するお蕎麦屋、それが「錦水庵」です。創業は明治11年で、その名は銘酒北の錦の「錦」、酒造りに欠かせない仕込み水の「水」、そして昭和元年に建てられた素朴な民家の佇まいの「庵」からきています。江戸時代から続く伝統の中で、お酒を飲みながら待つ贅沢なひととき、そして蕎麦を食べ終えた後の締めくくりを提供しています。ここ「錦水庵」では、銘酒北の錦を楽しみながら、本格手打ちそばをお召し上がりいただけます。

小林家は、築120年以上の古民家で、蔵元の生家でもあります。この小林家は、平成26年にオープンし、北海道でも最大級の古民家として知られています。ここでは、甘酒などの喫茶を楽しむことができます。

記念館は、約5000点の徳利、猪口、蔵人の生活道具などを中心に展示する施設です。建物は昭和19年に小樽の銀行をモチーフにして建てられました。1階には売店があり、お酒だけでなく関連グッズや酒蔵限定の商品等も販売されています。

北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2haの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。1983年4月に開村され、開拓時代の生活を体感的に理解し、文化の流れを示す建造物を保存し、後世に永く伝えることを目的としています。訪れる人々は、開拓時代の知恵と努力を垣間見ることができ、建造物それぞれが開拓時代の雰囲気を伝えてくれます。